宮城県室内装飾事業協同組合
シックハウス症候群


『シックハウス症候群』と『化学物質過敏症』の違い
症状は似ていますが、厳密には違います。
『シックハウス症候群』は住宅や建築物の中にいる時に症状が出る場合を指すのが一般的です。
『化学物質過敏症』はある化学物質が存在する場所では濃度に関係なく反応してしまいます。


シックハウス症候群は空気の複合汚染
厚生労働省ではホルムアルデヒドの室内濃度を0.08ppmと定めました。
しかし、化学製品、天然素材にかかわらず室内には空気汚染源が数限りなく存在します。


シックハウス対策製品をご存知ですか?
私たち「壁紙」を扱う業界では、いち早く安心して頂くため、
接着剤=ノンホルマリン、壁紙=F☆☆☆☆のシックハウス対策製品で対応しております。
マスコミでいまだに「壁紙など」とシックハウス報道に最初に名称があがる時がありますが、
業界もPR不足なのを否めません。
他にカーテン、カーペット等の繊維製品も自主規制を定め、「壁紙」と同じく製品に
F☆☆☆☆のマーク表示をしております。
壁紙用マーク カーテン・カーペット類マーク
壁紙用
 
カーテン・カーペット類


対策法は?
(1) 換気をする事。
  換気に勝る対策はございません。それも機械設備を過信せず、極力窓や戸を開けて新鮮な空気を取り入れること。
(2) シックハウス対策製品を使用する。
  さまざまな対策商品が販売されています。目にみえるもの以外の下地の建材などにも気をつけましょう。
(3) 軽く汗をかく運動をしましょう。
  発汗により体内の有害物質が排出され、発症を抑える体質作りにつながります。もちろん、食事、睡眠など重要ですね。


施工者側からお願いする事は?
(1) ていねいなシックハウス対策には工期に余裕があることが大切です。
  下地処理などに十分な乾燥時間を取れれば安心です。
(2) 夏季の湿気にご注意。
  ホルムアルデヒドは水分の影響を受け、加水分解によりホルマリンになります。
特に湿気の多い時期はこまめに除湿、換気する事により、カビ、ダニの発生も抑えられます。

※仙台市では「建築物におけるシックハウス対策の手引き」を配布しています。
窓口:健康福祉局保健衛生部生活衛生課 TEL:022-214-8206
仙台市のホームページ「生活衛生コーナー」でも情報提供あります
関連リンク先
住宅紛争処理支援センター >> http://www.chord.or.jp/shienc/


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